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2020年2月13日 木曜日

僕が一番好きな本

僕が一番好きな本

「ローマ人物語」

この本はイタリア在住の塩野七生さんが
書き下ろした本です。

紀元前753年にロムルスが建国し、
皆さんも題名くらいは知っている「ポエニ戦役」で
強国カルタゴに勝ち、一気に軍事力そして、地中海の
経済大国へと道を開き、さらにギリシャ周辺も
影響下に置くようになる。
その道は険しく、建国から500年も経ってから
やっと金貨を作れるような国家に、本当に緩やかに
帝国と成っていく、歴史書に近い本です。

建国当初は防衛戦に明け暮れ、勝てば敗者をも同化し、
その地域まで今で言う高速道路を整備し、交通の便が
良くなれば当然に通商も盛んになり、その高速道路が
『全ての道はローマに通じる』になるのです。

敗者を同化するということは当然に対等な立場で、
そして共和制を樹立します。
共和制も大国へと進化するにつれて、
共和制と言うシステムが動脈硬化を起こし、
国家運営に支障を来す事態になった。

この事態も、一人の唯一無二の天才によって
共和制は打倒され、そして帝政への道筋をたて、
後継者に指名された若干18歳の若者に未来を託し、
パスクロマーナへと導く。

西ローマ帝国が滅びるまでの約1000年の間に
ローマ帝国としてでは無く、
ローマ人が何をしたかを描いた本です。
たとえば、選挙制度や郵便システム。
官僚システムに地方自治団体。
数え上げたらきりがないほど。

建築に関しては木材を駆使し、
そしてモルタルを発明し、インフラ整備の
重要性を教えてくれる。

塩野七生さんが言うように、
何故ローマ人だけが一大文明を築き、
それを維持し続けたのかを一緒に考える本です。




投稿者 株式会社タカキ

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