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2016年2月18日 木曜日

一服のお茶

先日の日曜日に、川越までお茶を買いに行ってきました。
狭山茶の生産地の入間市に住みながら、わざわざ川越まで
お茶を買いに行くには訳があり、我が家には、幾つかの品物
を買うときは、この店で購入するようにと、約束事が昔から
あり、その一つがお茶なのです。

お店で、「いつものを下さい」と女将さんに声をかけると、
お茶をさっと袋に入れて渡してお代の端数をまけてくれて、
帰ってくる。
お茶で思い出すのは、私が幼い頃から遠足や旅行、少し遠くに
出かけるときには、朝食の後に母親が一服のお茶を入れて
くれました。
子供のころ苦いお茶は、好きではなかったが、母親は、
「朝茶は、その日の難を逃れると、昔から言われているから
一口でも飲んでから」と、よく言われました。今思えば、
無事に何事もなく家に帰ってきてほしいという親心だったと
思います。今は両親も亡くなり、毎朝一番にお湯を沸かし、
仏壇にお茶、ごはん、水を供えてから自分の朝食を済ませ、
一服のお茶を飲んでから仕事に向かう毎日です。
「朝茶は、その日の難を、逃れる」は出かける前の朝の
忙しい時にも、一服のお茶を飲むほどの余裕を持つようにと
いう先人の知恵なのだと思います。

         


                記 : 日高工場 久田政巳

投稿者 株式会社タカキ | 記事URL